初歩のCG作成
私のCG作成の手順をご覧頂きつつ、CGの作成がどのようなものか
ご紹介致します。 あなたも、一度描いてみてはいかがでしょうか?
18禁にかぎらず、年賀、暑中見舞い、クリスマスカード、結婚祝い
お盆、四十九日、万中陰、機会があればいつでも役立ちますよ。
用意するモノ
・・・ スキャナー ・・・
3万円前後でA4迄入るクラスがあると思います。
最近は安価なものなら2万円でお釣りが来ます。(しかも高性能)
但し、「フルマウスで描ける!」と言う根性があれば、これらは
必要ありません。 方法としては、下絵をサランラップに写して
ディスプレイに貼り付け、その線をトレースしていきます。
冗談みたいですが、88の頃は本気でした。
当時スキャナーは、単純計算しても今の4〜5倍くらいはしました。
・・・ ペイントソフト ・・・
高性能なソフトはいりません。
私の使っているのは「PAINT Shop Pro 3.2j」です。
proと銘打ってますが、実際は初心者用です。(以後PSPと略)
それでも、使いようによってはCG作成からアイコラ作成まで
何でも出来ます。(95年当時、6800円で廉価版としても当時としては
安かったです。 現在でも1万円以上の高価なモノはいりませんよ。)
私のCGで、逆光、スポットライトの処理などはPhotoShop系
を使ってますが、主力はPSPとWinの基本ソフトPaintだけです。
2005年現在、3000〜5000円で、レイヤー機能から各種画像処理
までこなしてしまう、ハイコストパフォーマンスソフトも出ています。
レイヤー機能が使えれば「《《《 最終仕上 》》》」以降は楽になります。
《《《 下書き 》》》

この段階ではただの下書きです。
適当な顔や体型などを決めて、サラサラと言った感じで描いてから、
メイン(ペン入れの際になぞる線)となる線を決めて、ちょっと
きつめに描いておきます。 実は下書きが一番大切な段階です。
ここで私が使用するのは、2Bのシャープペンシルです。
《《《 ペン入れ 》》》

下書きで描いたメインとなる線にペン入れをします。
下書き段階でしっかりと決めておけば、何の苦労もありません。
ただ、なぞるだけです。 今回は右太股が細いと思ったので、
この段階で太くしました。 この段階で、多少、線がブレたり
メインとなる線を外れたりしても、慌てずに作業は続行です。
ここで私が使用するのは、1.2mmのただのボールペンです。
《《《 線の強調 》》》

ペン入れしただけではメリハリが無いので、線を強調します。
自分の思った場所の線を何度かなぞって、適当な太さにして
いきます。 この段階で下書きの際にブレた線を目立たなくし、
下書きのメインの線を外した線も目立たなくしておきます。
但し、この作業は多分、私独自の作業だと思いますので、あえて
する必要は無いかもしれません。 アニメ絵は単純な線の方が
似合う場合が多いのも事実ですから、その時々に合わせてどうぞ。
修正不能な致命的な誤線には×印を打っておきましょう。
取り込んだ後、着色時に修正できるのがパソコンの強みです。
《《《 取り込み 》》》

スキャナーによる取り込みのコツは、白黒画像で取り込むことと
大きめに取り込むことです。 通常は大抵の場合70〜80dpiで
取り込むようになってますが、私は200dpi程度で取り込みます。
アップで取り込んだことになりますので、当然、CGは大きくなります。
画像は一見すると白く見えますが、実は灰色になっています。
線以外の部分をR・G・Bがそれぞれ255の輝度からなる「純白」
で塗ってしまいます。 この際に「塗りの誤差」を大きめに設定し
ておくと後々便利です。 PSPの場合は誤差70程度が目安です。
図の左が取り込みたてのCG、右が「純白」処理したCGです。
《《《 基本着色 》》》

CGの色調を白黒から、フルカラーへと変更します。
しばらくの間は「BMP」ファイルで処理しますので、ファイルは
8MB〜13MBにもなります。 メインメモリーが少ない場合は
かなり処理が苦しくなりますが、グッと我慢しておきましょう。
無理ならばjpgファイルにしてしまってもいいでしょう。
しかし、最終的にはBMPにする必要がありますが・・・。
図のように、基本となる色を塗ります。 塗りの誤差は「0」です。
この作業は、肌等の色を決めておけば、3分もあれば終わります。
背景は「純白」のまま残しておきましょう。
《《《 陰影着色 》》》

基本色を基準に濃い目の色を作り、陰影を着色していきます。
明るい設定なら、濃いめの色調にしておき、暗い設定なら、明るめ
の色調にしています。 まず、濃い部分を先に塗りましょう。
陰影にしたい部分を影色で枠取っていき、枠内を影色で塗りつぶします。
次に基本色を「白」に近付けて明るい色を作り肌の光沢部を塗ります。
光沢部分は塗れば目立つので、範囲を小さめに取ります。
この段階で目の部分や、指輪などが有ればそれも塗ってしまいます。
《《《 中間仕上 》》》

出来上がってきました。
後は、髪や服飾の光沢を付ければ絵は完成です。
特に髪の光沢は、色々な絵を見て感じをつかみましょう。
最初は真似していてもいいと思いますし、そのうち慣れてくれば
自然と出来るようになります。(出来たら出来たで問題はありますが。)
とにかく「描く」と言う方が多いように思いますが、私の場合、とにかく
「真似する」のが近道だと思います。 真似をして、絵が似てきたら
自信がついてきます。 それから自分の絵にしても遅くはないでしょう。
《《《 最終仕上 》》》

最後に絵と同じ大きさの背景をBMP方式で描き、一旦保存します。
さて、ここでWIN付属の「ペイント」を起動し、背景BMPを表示
させます。 そこで、「編集」の項目の「ファイルから貼り付け」
を選択し、絵のBMPを読み込ませます。 読み込みが完了したら
左端に何か小さな絵(球や角棒)が2つ表示されてますね。
それをクリックしてみましょう。 全てが判るはずです。
(XPのペイントならBMP以外にも使える拡張子が増えています。)
この時に透過処理されるのは「純白」の部分だけです。
ちなみに古い「ペイント」はBMPファイルしか扱えません・・・。
《《《 完 成 》》》

背景を重ねてから画像処理をして、適度に縮小すれば完成!
縮小する前に、PSPの「画像」「ノーマルフィルター」「ソフト弱」
を選択し、画像をソフトにします。 これをしないと縮小した時に・・・。
上図の上が描いてきた画像、下がソフト処理した画像です。
最後に、適度な大きさまで縮小します。
jpgファイルに保存して、完成!
《《《 最後に・・・ 》》》
「絵が好きだけど、描くのは下手。」と思っている人は多いと思い
ますが、あなたはいかがでしょうか? 「好きこそモノの上手なれ」
と言います。 好きであることは、うまくなるための最大の条件だと
思います。 そもそも巧い下手は、何を主観にして考えていますか?
プロの方ですか? プロでもピンキリですよねぇ。(失礼。)
あなたの描いた「絵」があなたにとっては一番「巧い絵」ではない
かと私は思いますよ。 他人と比べて卑下する必要は有りません。
小さい頃、今から思えば「何だこれ?」と思うような「パパ」や「ママ」
を描いてもきっと喜んでもらったことと思います。
その時の嬉しさ覚えておられるでしょうか?
質問や感想、お待ちしています。
地球星人
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