『さくら、満開』(地球星人作)

ヴィビビビビビビビ! バシュ! バシュ! カン! カン!
友引町上空に陣取ったUFOの中の、薄暗い一室の中で、光り輝く青い閃光が、
ラムの後ろ姿を時折鮮明に映し出す。
ドドドドドドドドド! キュン! キュン! パン! パン!
背後に迫る人影に、ラムは気付かない。
シューーーーーーー! ブシュ! ブシュ! ポム! ポム!
その左手がラムの右肩をグイッとつかむ!
「よお、何作ってんでぇ。」
「あ! 弁天!」
「返事が無かったからよ、勝手に上がらせてもらったぜ。」
「もう終わるところだっちゃ。」
次の瞬間、UFOの中の作業室は、閃光と爆発と黒煙に包まれた。

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黒焦げになった2人が優雅なティーカップを口元に運ぶ。
「ごめんちゃ。 最後はちょっと強力すぎたっちゃ。」
笑顔で取り繕うラムに対し、弁天はあからさまに不機嫌な立て膝ポーズで、リンジーダ星系
の高級な紫茶を一気に飲み干す。
カップをテーブルに置き、頬杖をついて、ジトッとした目つきでラムを一瞥し、さっきと
同じ問いを繰り返した。
「で、あたいをこんなめに会わせて、何を作ってったんでぃ。」
「え! え〜っと・・・ひ、秘密だっちゃ。」
ラムの笑顔に冷や汗が一筋・・・。
「でぇ、秘密の何を作ってたんでぃ。」
弁天の頬杖が10cm、ラムに近付く。
「だ、だから、秘密だっちゃ。」
ラムの笑顔が冷や汗で満たされる。
「何が秘密なんだ。」
更に近付いた頬杖が、ラムに圧迫感を与える。
笑顔に冷や汗を凍り付かせたまま、ラムは遂に口を割った。
「マ、マインドクラック・・・だっちゃ・・・。」
「何ぃ!!」
「ははは、恥ずかしいっちゃねぇ。」
「お前まさか、あの諸星あたるに使う気じゃねぇだろうな?」
「ははは・・・まあ・・・。」
「頭痛ぇぇぇ・・・。 あきれてモノも言えねえぜ。」

八分咲きの桜の花びらの舞う、極平凡な日曜日の出来事だった。

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「起きるっちゃ!」
あたるの布団を無理矢理はぎ取るラム。
負けじと敷き布団の下に潜り込むあたる。
「今日から新学期だっちゃ。 いきなり遅刻する気け!」
敷き布団もはぎ取る。
「んん・・・! 何をする!」
「早く起きないと電撃だっちゃよ!」
「うるさいやつだ、まったく・・・。 着替えるから外に出てろ。」
「今日はいいモノ作って来たっちゃよ。」
「何っ? おまえの『いいモノ』はロクな物が無いではないか。」
そそくさと着替えながら、あたるが背中で答える。
「今回は本当にいいモノだっちゃ。」
そう言って、手の平に乗る程度のスプレー缶を見せる。
「何じゃそれは?」
「これを吸い込むと、もう目の前の人しか見えなくなるっちゃ!」
いかにも嬉しそうな表情で、ラムがあたるを見つめる。
いかにも胡散臭そうな表情で、あたるがラムを見返す。
「で、それをどうする気だ?」
「もちろん、ダーリンと2人で使うっちゃよ!」
着替え中のあたるの左腕にラムが抱きつく。
「ええい、やめんか! 朝っぱらから!」
押入が開き、テンがフヨフヨと浮いて出てきた。
「ラムちゃん・・・おはよう。」
「あ、テンちゃん。 おはようだっちゃ。」
あたるの目が鋭い閃光を発した。 疾風の如き速さで、ラムの手に持たれたスプレー缶を
ひったくり、テンに向かって発射された。
「あ!」
ラムが「あ!」と言う間しか無かった。
テンとラムの目が合った。
「ダーリン! 何するっちゃ!」
「ラムちゃぁぁぁぁぁぁん!!!!!」
目をハートマークにしたテンが、凄い勢いでラムに迫る。
「テンちゃん! やめるっちゃ!」
ラムの胸にがっちりと抱きつき、離れるものかとばかりに、引き離そうとするラムの腕力に対抗する。
「好きや! 好きや! ラムちゃぁぁぁぁぁん!!!!!!」
「やめるっちゃ、テンちゃん!!」
「好きや! 好きや! 好きやぁぁ!!!!!」
「テンちゃん!! 「これ」どうする気だっちゃ、ダーリン!!!」
あたるは既に、影もない。
「・・・クゥ〜!! 計られたっちゃ!!」
解っていても、テンがしがみついたまま「好きや!」を連呼している状況では動きようがない。
マインドクラックが切れるのを待つか? いや無理か? テンが「絶頂」に達するには年齢的に無理がある。
とすれば、「これ」を傷付けずに引き離すには、解毒剤を作るしかない。
「昨日、作っておくべきだったっちゃ!!」
ラムの怒りは、自分の浅はかさと、この状況を演出したあたるに向けられていた。
「とにかくUFOへもどるっちゃ!」
「好きや! 好きや!」
そこでやっとラムは気が付いた。
「・・・ダーリン、あれを持って・・・学校に行ったっちゃ・・・。」
ラムの顔は見る見る青ざめ、昨日より一層多い冷や汗が全身を流れた。
「好きや! ラムちゃん、好きやぁぁぁぁぁ!!!!!」

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「・・・と言う訳で、皆さん、これから一緒に勉学に励みましょう。」
15分に渡る、校長の長い長い祝辞が終わり、新1年生の入学式兼各学年の進級式は
温泉マークの「解散!」の号令と共に、やっと終了を告げた。
「やれやれ、やと終わったか・・・。」
「長いわよねぇ、校長と来たら・・・。」
全員がブツブツと文句を口にしながら、各々に割り当てられた教室へ、だらだらと戻っていく。
基本的に進級時はクラスの入れ替えがあるのだが、温泉マークのクラスの
「主立ったメンバー」だけは、据え置かれたままにされた。
学年主任の温泉マークの頭は痛いが、主任と言う立場上、他の先生に押しつける訳にも
いかず、毎日、保健室の精神安定剤の在庫減少に貢献しながら、重すぎる重責に何とか
耐えてきた。 そしてまた1年「それ」は続きそうだ。

教室に入り、まだ割り振られていない席順に各々自由に腰をかけていく。
春休み中の話題が教室を支配し始めた頃、面堂があたるに近付いてきた。
「諸星、今日はラムさんの姿が見えんが、どうした?」
日本刀の切っ先をつまみ、自分の喉元から横へ押しやりながら、つまらなさそうに答える。
「いちいち、知るか・・・。」
(しのぶ か 竜ちゃん か ランちゃん か ・・・・・。)
あたるの頭の中を、次々と横切る女子の名前。
例のスプレー缶の中身は、テンへの発射分と缶を振った感じから、後2回分ほどだと予想した。
(2人分か・・・。)
面堂が刀を中段に構え直す。
「諸星! 貴様仮にもラムさんの!」
ほとんど怒りにまかせた面堂の言葉を受け流すように、あたるがつぶやく。
「すまん面堂、今の俺はナイーブになっている。 しばらく一人にしてくれ。」
そう言ってあたるは席を立ち上がり、視線を遠い空に向け、真剣な表情で言う。
「その内、来るはずだ・・・、心配するな。」
(その前に、事を運ばなければ・・・。)
「諸星・・・。」
切っ先が力無くゆっくりと下げられていく。
あたるは親友を説得するように、面堂の肩に手を起き視線を合わせずつぶやいた。
「すまんな、面堂。」
そう言い残し、暗い表情で、あたるは教室を出た。
ドアを閉じた瞬間、あたるの表情は一変した。
「サ・ク・ラ・さ〜〜〜んっ!」

あたるが閉じたドアから、3分後に温泉マークが入ってきた。
出席を取るまでもなく、教室を一瞥するなり言い放った。
「諸星とラムはどうした!」
「ラムさんは今日見かけませんでしたが。」
「あたる君は調子が悪そうで、少し前に出ていきましたが・・・。」
温泉マークの太い眉がピクピクとひきつる。
やはり今年も保健室の精神安定剤の在庫減少に貢献しそうだ。
「まあいい、新学年での注意事項など伝達する。 全員しっかり聞くように。」

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「と言う訳で、とても苦しくて・・・。」
「ほほぉ、で、苦しいのは胸か? 腹か?」
「全身が、とても、苦しいんです。 サクラ先生・・・。」
保健室のデスクで新1年生の健康票に目を通していたサクラの太股に頬ずりしつつ
あたるは苦しみを訴えていた。
「今は新学年説明の時間のハズじゃが?」
「もうそれどころでは・・・。」
「では、おとなしくベッドで寝ておれぃ!」
あたるの顎が変形するほどの勢いで、サクラの拳が振り抜かれ、あたるの体はきれいに
ベッドの上まで吹っ飛ばされた。
「今ので一層、苦しみが・・・。」
瞬間的に復活したあたるがサクラの背中を指でなぞる。
ゾワワ〜〜 と言う効果音と共に、サクラの表情が凍り付く。
「懲りぬヤツがぁ!!」
振り向きざま、サクラの拳がふりかぶられた瞬間、あたるはスプレーを噴射した!
その時、サクラの目は、まともにあたるを捉えていた。
「う!!」
(うまく行ったか?!)
「なんじゃ、これは!」
さすが巫女だけあって、精神力が強いのか、テンのように簡単には行かなかった。
「も、もろ、ぼし、貴様、何を、したのじゃ!」
ヨロヨロしながらもあたるに詰め寄るサクラ。
(効き目を待つか?)
詰め寄られたあたるの足がベッドの端に当たった。
(もう一撃? いや、半分で。)
「諸星!!」
震えるような足取りで詰め寄るサクラの鼻先に、プシュと軽くスプレーする。
次の瞬間、サクラは倒れかかるように、あたるへのしかかった。
ベッドに押し倒された形になったあたるの唇に、サクラの唇が重ねられた。
サクラの舌があたるの舌を求めて侵入する。
ひとしきり濃厚な口付けを交わし、唾液の糸を引きつつサクラはつぶやいた。
「諸星、わしはもう我慢できん。 アソコが、アソコが熱いのじゃ。」
人格が変わったように、サクラはあたるのズボンのベルトを外しにかかった。
(こんなに効果があるものとは・・・)
あたる自身が驚くほどの効果だった。
サクラは手慣れた手裁きで、あたるの勃起した性器を引っぱり出し、しごき始めた。
「ほほう、さすがに立派じゃなぁ。」
うっとりとしたメスの目つきで、サクラはあたるの性器をしげしげと見つめ、舌で
唇を湿らせた。 本能的にサクラはむしゃぶりついた。 くわえ込んだなどと言う
優しいものではなく、引きちぎらんばかりに、思いっきり吸い込む。
「うう! く!」
「おぬし、「初物」か?」
サクラは獲物を捉えた豹の様に、あたるをもてあそぶ。
「女の尻ばかり追っておっても、さすがに手までは出せなんだのか?」
サクラは口の中に唾液をいっぱいに溜め、舌先で尿道の先端を刺激する。
そうかと思えば、激しく前後運動を繰り返し、左右への回転を与える。
あまりの快感があっと言う間に、あたるを登り詰めさせる。
「サ・サクラさん、で、出る!」
ズポン! と音を立てて、サクラの唇があたるの勃起を解放する。
「ダメじゃ!」
サクラは両手の親指で、あたるの尿道を思いっきり押さえた。
あたるの勃起は激しく射精の律動を繰り返すが、精液が尿道を通れないために一滴も出てこない。
すべて精嚢に戻っていく。
「う、ああ、サ、サクラさん!」
「フフフ、射精感はあったじゃろう。 次はわしの「女」の方を満足させてくれぬか?」
サクラは白衣を脱ぎ、ブラウスを脱ぎ、スカートを降ろし、ブラを外し、パンティーを脱いだ。
全裸のサクラを幾度も想像しオカズにしていたあたるも、本物の持つ迫力には、生唾を飲むしか
なかった。 想像よりも大きなバストとヒップ。
朱鷺色の乳首と乳輪、黒い陰毛に覆われ濡れそぼった女陰。
見ているだけで射精してもおかしくない程の見事な体格だった。
「おぬしの「筆おろし」、わしがしてやろう。」
ベッドの上に仰向けになているあたるをサクラがまたぐ。
あたるの勃起は、もう我慢できないと言うように、ビクビクと首振り運動を繰り返す。
サクラは和風便器に座り込むようにあたるの腰の上にしゃがみ込んでいき、右手であたるの
勃起を誘導し、左手の指で自分の女陰を広げ、ゆっくりと腰を落とした。
「う、うああ・・・」
2人が同時に声をあげる。 シーツに染みが広がる程濡れそぼっていたサクラの女陰は、簡単に
あたるの勃起を根本まで受け入れた。
「のう、諸星、どうじゃ、女の味は。」
お尻と女陰に思いっきり力を入れ、あたるの勃起に強烈な圧縮を与える。
「どうじゃ?」
「サ・サクラさん、き、気持ちいい。」
「動くぞ、良いか?」
あたるは眉をしかめた、一見苦しげな表情で、首を縦に振った。
サクラはゆっくりと上下の運動を始めた。
あたるの勃起がサクラの女陰に出入りする様が丸見えになっている。
サクラの愛液がボタボタとあたるの腰を濡らして、シーツに飛び散る。
ストロークが少しずつ早くなって行く。
互いの荒い息使いが保健室を支配する。
サクラが段々と高まってきた頃、あたるが根をあげた。
「だ、だ、サクラさん、出る! 出る!」
「馬鹿者! もう少しじゃ! 我慢せい!」
一旦、高まっていたあたるに、我慢できる訳がない。
あたるが射精した瞬間、サクラは体内に熱いモノが流れ込んで来るのを
感じ取った。 2回、3回、あたるの勃起は律動し、やがて軟らかくなった。
「諸星、誰が射精しろと言ったのじゃ!」
女陰からあたるの生勃ちの勃起を引き抜き、すぐにしごき始める。
「わしはまだ満足しとらんぞ! 早く勃たさんか!」
「サクラさん・・・。 いきなりは・・・。」
「馬鹿者! 若いくせに何を言っておるのじゃ!」
大きなバストに挟み込み、先端を吸い込む。
その光景を見ていると、あたるはみるみる勃起してくるのを感じた。
「どうじゃ、初体験の感想は? 言葉も出ぬか?」
あたるは快感に痺れた頭で、自らの勃起をサクラの胸の谷間で、動かし始めた。
最初はぎこちなく腰を前後させているだけだったが、次第にスムーズなストロークになってゆく。
「なかなか積極的じゃなぁ。 どうじゃ、わしに乗って見るか?」
そう言うとサクラはベットに仰向けとなり、大きく足を広げ、両手でベッドの端を持った。
全裸のサクラの全身が、あたるを誘う。
濡れそぼった女陰がヒクヒクとうごめいて、あたるの勃起を誘う。
「さあ、はやく来ぬか。」
「・・・・・。」
鼻息も荒く、サクラの女陰めがけて、あたるは突進した。
再び、ビチビチに勃起したモノの先端で、サクラの女陰をまさぐり、場所を定めて一気に貫いた。
「ほおぉぅぅ!」 サクラの獣性が声となって漏れた。
互いの股間は、もはやビショビショに濡れており、何ら抵抗は無かった。
腰を突っ込んだまま、サクラの女陰の中の暖かみと、ヌルヌルとした感触に、感動すら覚えていた
あたるに、サクラの叱責が飛ぶ。
「何をしておるのじゃ! 早く突かぬか!」
あたるは宙に視線を泳がせながら、ゆるゆると腰を前後させ始めた。
サクラは両足をあたるの腰に絡め、女陰に力を込めて、快感をむさぼる。
「うぁぁ、も、諸星! もっと早く突けぬのか!」
「サクラさん!」
2度目と言うこともあり、慣れてきたあたるはより積極的に腰を使い出す。
「そうじゃ! 熱い! もっとじゃ! もっと!」
あたるは豊満な乳房に吸い付き、揉みほぐし、指先で乳首をクリクリとこね回す。
硬くなっている乳首に刺激が与えられる度に、サクラの嬌声が保健室に響く。
「おお! ああ! いいぁぁ!!」 さらに快感を得るために、自ら最も敏感な「小豆」をつまむ。
自分の女陰に出入りする、あたるの勃起を手の平に感じつつ、快感を与えるだけが役目の「小豆」を
つまむと、声にすら出せない快感が頭を支配する。
「・・・・・・・・!!!!!!!!」
サクラにとって、今はこの快感こそがこの世の全てだった。
あたるのストロークはいよいよ早くなる。 サクラの股間が、快感の電気信号を脳のシナプスに送り
続け、思考能力をパンクさせている。
余裕の出てきたあたるは、サクラの両足を持ち上げ、ベッドの端の手すりに押しつけ、サクラを折り
曲げるような形にし、上から下に突きおろす形でストロークを早める。
サクラには自身の女陰に出入りするあたるの勃起がまともに見える。
「小豆」を刺激する自らの指もよく見える。
吹き出し続ける愛液は雫となって、サクラの乳房や顔に降りかかってくる。
股間だけでなく、視覚すらもが快感を脳に伝達し始める。
「そ、そうじゃ! イ、イキそうじゃ!! 諸星!! イキそうじゃぁぁ!!」
女陰に加わる力が最高潮に達した時、遂に、サクラの方が先に「来た」。
半分白目を剥いて、震える全身で快感を表現する。
「諸星ぃぃぃ!!」
盛大な最後の「潮」をまき散らし、サクラは絶頂に達した。
「ひぃぃぃ!!! あぁぁ、がぁ!!」
サクラが全身を痙攣させる。
しかしあたるのストロークは最後のピッチに入っていく。
「も、もろ、がぁぁぁぁ!!」
絶頂に達したにも関わらず、サクラの女陰はあたるの勃起を解放しようとしなかた。
「うあぁ!!」
絶頂に達したサクラの膣圧に耐えきれず、あたるはサクラの中に2度目の射精をした。
熱いモノを感じた途端に、サクラは快感のあまり気を失った。

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温泉マークが新学年の諸注意や時間割の配布、諸先生の変更などの説明を終えると、
全員が帰り支度を始めた。
(クッソー、諸星め、どこへ行きやがった!!)
新学期、1日目、顔を合わせる事もなく、いきなりエスケープされたのでは、学年主任
としての温泉マークの面目は丸つぶれである。
(ラムもラムで、姿も見せんとは、クッソー・・・!)
イライラしながら、生徒より一足早く教室を出た温泉マークは、早速、精神安定剤の
お世話になるべく、保健室に向かった。
(おのれおのれ、覚えておきやがれよぉぉ!!)
怒りを内に秘めつつも階段を下り、1階奥の保健室のドアを開ける。
「サクラ先生! いつもの薬を・・・なぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
床まで顎を落とす勢いで開かれた口。
その床に落とさればらまかれた、各書類。
温泉マークの視線は、気絶したての全裸のサクラと、2度目の射精を終えた半裸の
あたるを捉えていた。
元々サクラに好意を抱いている温泉マークの怒りが、一気に爆発した!!
「キレた」状態である。
「諸星ぃぃぃ!!!!! 貴様ぁぁぁぁぁ!!!!!」
獲物に襲いかかるグリズリーの勢いで、温泉マークが突進する!

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「やと取れたっちゃ・・・。」
ボトッと床に落ちたテンを、UFOの中のテンの部屋に放り込み、ラムは急いで学校に
向かって飛んだ。
「ダーリンが「何か」する前に、取り戻すっちゃ!!」

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緊急時の機転は、悪知恵を持つ者のほうが良く利く。(注:本当だよ)
あたるはとっさに、ベッドの下に落ちているスプレー缶を手にし、気絶しているサクラを
盾にして、温泉マークの手がまさに届かんとした瞬間、スプレー缶の中身を全て放った!
その噴霧に、温泉マークが顔から飛び込む。
全裸のサクラが盾になり、あたるの顔は全く見えない。
「な!!」
グリズリーの突進はピタリと止まった。
「サ・ク・ラ・先生」
あたるはゆっくりと、温泉マークの逆からベッドを降りて、いそいそと服装を正す。
温泉マークの目には、もはやあたるなど映っていなかった。
いきなりズボンとパンツを脱ぎ、薬の効果も手伝ってビンビンになっている性器を露出させ
気絶しているサクラにのしかかった。
温泉マークがサクラの乳房に吸い付いているのを横目にしながら、あたるはそろりそろりと
保健室を出ていった。

温泉マークが自分の勃起を、濡れに濡れたサクラの女陰に入れ、激しく前後運動を始める。
「う・う〜ん・・・。」
気絶したままのサクラの口から無意識の声が漏れる。
その声にいよいよ欲情した温泉マーク。
独り身、ストレス、色々な事情から、最近は「処理」していなかったせいか、すぐにも熱い
モノがこみ上げてきた。
後少し、とラストスパートをかけた時、サクラの瞼と保健室のドアが同時に開いた。
「どうですか、サクラ先生。 新入生の・・・なぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「お、温泉! おぬし、何をしておるのじゃ!!」
校長とサクラの声が同時に響いた。
サクラの怪力にどつき飛ばされた温泉マークは、器用にも射精しつつ校長の足元に飛んでいった。
校長の頭に血管が浮き出て、ジットリと血液がしみ出してくる。
とにかく白衣をまとったサクラが怒りに震えながら、温泉マークを睨み付ける。
校長の眼鏡がキラリと光る。

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学校にたどり着くと、三々五々、生徒が下校していっている最中だった。
「前後記憶の処理まで調合したから、ダーリンが気付けば最悪だっちゃ!」
教室を覗くと、もう誰もいない。
代わりに下の方から、わずかに怒声が聞こえてきた。
ラムは急いでその方向へ降下していった。
怒声の導く方向に向かうと、保健室からであることが解った。
「まさか、よりによってサクラに!」
あたるが薬の効果の切れたサクラに暴行を受けている光景を想像して、ラムはうんざりした。
ガラス越しに覗くと、白衣1枚着ただけのサクラが、下半身を丸出しにした温泉マークの
胸ぐらをつかみ、もの凄い形相ともの凄い勢いで、渾身の往復ビンタをかましている最中だった。
その向こうでは手を後ろに組んだ校長が、頭中に血管を浮き上がらせて、温泉マークを
ののしっている。
「貴様ぁぁ、生きて学校を出れると思うでないぞぉ!!!」
「温泉先生!! 教育者たる者が学校の保健室で何をしておるのです!!!」
変形した顔で温泉マークが片言ずつ弁解をする。
「ま、まって、・・・まって・・・下さい。 私・・・にも・・・何が・・・何やら・・・。」
胸ぐらをつかまれたまま、後頭部をベッドの手すりに幾度も叩き付けられ、頭中をコブだらけに
しながらも、温泉マークは自らの正当性を主張する。
「私は・・・ただ・・・薬・・・を・・・もら・・・おうと・・・」
ラムにはだいたい想像が付いた。
「やっぱり、マインドクラックを使う前と「絶頂」後の記憶を失ってるっちゃぁ・・・。」
視線の先では温泉マークがサクラの暴行を受け続けている。
「元凶は・・・ダーリンだっちゃね。」
長居は無用とばかりに、ラムは家路を急ぐ生徒の上空を、諸星家へ向かって飛んでいった。
怒りに震えながら、どんな罰をあたるに与えようかと考えつつ・・・。

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そのころ、その「元凶」は・・・?
「ねえ、新入生? わからないことがあったら聞いてね。 僕、先輩の諸星あたる。
 住所と電話番号教えてよ。 あ、あれぇ、逃げなくてもいいじゃん。」
「ねえ彼女! 新入生?」
「ねぇねぇ、逃げないでよぉ!」
「僕、諸星あたる! 住所と電話番号教えてよぉ!」

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小説としては、初めて「ヨーコ」以外を題材とした設定です。
「サクラ」×「あたる」にうる☆ワールド内では不自然性を持たせず、強姦要素も入れず、どう絡ませるかが問題に
見えますが、実はアイデア自体は瞬間的に浮かびましたので、あとは文章でどう表現するかと言う事だけでした。
書き始めから、終わりまで、浮かんだアイデア通りに書いただけなので、ストーリーの修正などは全く無しです。

感想など掲示板に書き込んで頂ければありがたく思います。


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